新しいことを始めたいけれど、いきなり何か月も続くコースに申し込むのは不安。そんなときに選びやすいのが、1回で完結する単発講座やワークショップです。
この記事では、単発講座の良さと注意点、選ぶときのポイント、受けた後に次へつなげる方法を紹介します。
単発講座の良いところ
気軽に試せる
1回で完結するので、時間も費用も、長いコースに比べて小さな負担で始められます。「自分に合うかどうか」を確かめる場として使えるのが、いちばんの良さです。
予定を立てやすい
先の予定が読みにくい人でも、1日だけなら都合をつけやすくなります。仕事が忙しい時期でも、気になったときに参加できます。
いろいろな分野に触れられる
一つの分野に絞る前に、気になる分野をいくつか試してみることもできます。意外な分野が楽しかった、という発見につながることもあります。
単発講座の注意点
| 注意点 | どういうことか |
|---|---|
| 身につけられることに限りがある | 練習を重ねて上達する内容は、1回では入り口までになりやすい |
| 講師や参加者との関係が深まりにくい | 毎回の参加者が違うと、仲間づくりにはつながりにくい |
| 1回あたりの料金は高めになることも | コースの1回分と比べると、単発のほうが割高に見える場合がある |
単発講座は**「入り口」や「お試し」**として考えると、期待とのずれが小さくなります。
単発講座が向いている人
- 気になる分野が、自分に合うかどうか試したい
- 先の予定が立てにくく、毎週の参加が難しい
- 長いコースに申し込む前に、講師の教え方を知りたい
- 気分転換として、たまに新しいことに触れたい
反対に、決まったところまで確実に上達したい場合は、回数制のコースのほうが向いています。コースと継続型の違いは、回数制コースと月謝制、続けやすいのはどっち?で紹介しています。
単発講座を選ぶときの6つのポイント
- 終わったときに何ができるようになるか:講座の説明に、ゴールが具体的に書かれているか
- 時間配分:説明を聞く時間と、実際に手を動かしたり話したりする時間のバランス
- 人数:質問できる人数か。少人数なら、その場で講師に見てもらいやすい
- 対象レベル:初心者向けか、経験者向けか
- 持ち物・事前準備:道具や資料を用意する必要があるか
- 開催形式:オンラインか、対面か(対面なら場所と所要時間)
ゴールが具体的な講座を選ぶ
「話し方を学ぶ」よりも「3分間のスピーチを1回練習し、講師から改善点をもらう」のように、1回で何をするのかが具体的な講座のほうが、満足度の高い1回になりやすくなります。
受けた後に、次へつなげる方法
単発講座の価値は、受けた後の過ごし方で大きく変わります。
- その日のうちにメモを残す:学んだことと、やってみたいことを3つずつ書き出す
- 1つだけ試す:翌日から1週間のうちに、学んだことを1つ実際にやってみる
- 講師に次の講座を聞く:続きの講座や、おすすめの学び方がないか尋ねる
- 合うと感じたら、長めの講座へ:回数制のコースや継続型の講座で深める
「楽しかった」で終わらせず、小さく一つ試すことが、次の学びにつながります。
まとめ
- 単発講座は、新しい分野を小さな負担で試せる「入り口」
- 1回で身につけられることには限りがあるので、期待値を合わせておく
- ゴールが具体的か、手を動かす時間があるか、人数は少ないかを確認する
- 受けた後は、メモを残して1つ試し、合うと感じたら長めの講座へ
習い事全体の選び方は、大人の習い事の始め方・選び方ガイドで紹介しています。