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習い事の選び方

大人の習い事の始め方・選び方ガイド:目的・形式・長さ・費用から考える

大人になってから習い事を始めるときの考え方を、6つのステップで整理しました。目的の決め方、分野の選び方、オンラインと対面、講座の長さ、料金の比べ方、最初の一歩の踏み出し方まで、選ぶ前に知っておきたいことをまとめています。

文naraotto 編集部公開 約5分

「何か新しいことを始めたい」と思っても、大人になると、時間・費用・続けられるかどうかなど、考えることが増えます。選択肢が多いぶん、何から決めればいいか迷ってしまう人も多いはずです。

この記事では、大人が習い事を始めるときの考え方を、6つのステップで整理します。上から順に考えていけば、自分に合う講座の条件が自然に絞り込まれていきます。

ステップ1:何のために学ぶのかを、一言で書いてみる

最初に、習い事を通してどうなりたいかを一言で書き出してみてください。立派な目標でなくてかまいません。

  • 仕事で、人前で落ち着いて話せるようになりたい
  • 旅行先で、簡単な会話ができるようになりたい
  • 平日の夜に、仕事以外のことに没頭する時間がほしい
  • 同じ趣味の人と知り合いたい

目的によって、選ぶべき講座の形が変わります。「話せるようになりたい」なら練習の時間が多い講座、「人と知り合いたい」なら参加者どうしが話す時間のある講座、というように、目的が選び方の基準になります。

目的は一つでなくていい

「上達したい」と「気分転換したい」のように、目的が複数あってもかまいません。どちらを優先するかだけ決めておくと、講座を比べるときに迷いにくくなります。

ステップ2:分野を選ぶ

目的が決まったら、分野を選びます。大人の習い事として選ばれやすい分野を、目的と合わせて整理すると次のようになります。

分野こんな目的に向いている
話し方・コミュニケーション発表や会議での話し方、聞く力を身につけたい
IT・AI・デジタル仕事の効率を上げたい、新しい道具に慣れたい
ビジネス・キャリアこれまでの経験を整理し、次の一歩を考えたい
英語・語学旅行や仕事で使いたい、学び直したい
文章・創作エッセイや自分史を書きたい、伝わる文章を書きたい
アート・イラスト手を動かして絵を描きたい、観察する目を育てたい
写真・動画日常を記録したい、撮ったものを作品にしたい
音楽楽器を始めたい、昔習っていた楽器を再開したい
ハンドメイド・ものづくり手を動かして、使えるものを形にしたい
教養・読書本を深く読みたい、誰かと感想を語り合いたい
料理・暮らし毎日の暮らしを、もう少し丁寧にしたい

迷ったら、**「最近、つい調べてしまうこと」「人から褒められること」**を手がかりにしてみてください。興味のあることのほうが、忙しい時期にも続けやすくなります。

ステップ3:オンラインか、対面かを決める

次に、どこで学ぶかを考えます。

  • オンライン:移動がなく、住んでいる場所に関係なく講座を選べる
  • 対面:講師に手元を直接見てもらえ、教室の雰囲気から刺激を受けられる
  • 両対応:回ごとにオンラインか対面かを選べる

会話や文章、デジタルの分野はオンラインでも学びやすく、デッサンや料理のように手元を見てもらうことが大切な分野は対面が向きやすい、というのが一つの目安です。詳しくはオンライン講座と対面講座、どう選ぶ?で紹介しています。

ステップ4:講座の長さを決める

講座の長さには、大きく3つの形があります。

形特徴向いている人
単発講座1回で完結する。60分〜2時間ほどまず試してみたい、忙しくて先の予定が立てにくい
回数制コース全3回〜全24回など、回数と期間が決まっている区切りを決めて、一定のところまで身につけたい
継続型月に何回かのペースで、終わりを決めずに続ける習慣にしたい、長く付き合える場がほしい

はじめての分野なら、単発講座で試してから、回数制や継続型に進むのが失敗の少ない方法です。単発講座の選び方はまずは1回から:単発講座・ワークショップの選び方、回数制と継続型の違いは回数制コースと月謝制、続けやすいのはどっち?で紹介しています。

ステップ5:人数と、1回の中身を確認する

同じ分野・同じ料金でも、何人で学ぶかによって、得られるものは大きく変わります。

  • 受講者が少ないほど、質問や講師からのフィードバックの機会が増える
  • 人数が多い講座は、費用を抑えやすい反面、一人ひとりへの対応は少なくなりがち
  • 1回の中で、講義・練習・質問の時間がそれぞれどのくらいあるかも大切

naraotto では、1クラスの受講者を最大8名にしています。少人数で学ぶ良さと注意点は、少人数で学ぶと、何が変わる?で詳しく紹介しています。

ステップ6:料金を、同じ単位で比べる

料金を比べるときは、表示の単位をそろえることが大切です。

  • 「1回あたり」「コース総額」「月額」のどれで書かれているか
  • 教材費や道具代、会場費が別にかかるか
  • 継続型なら、半年・1年続けた場合の総額はいくらになるか

たとえば「全6回で18,000円」の講座は、1回あたりにすると3,000円です。1回あたりの金額と、その1回で得られるもの(質問の時間、添削の有無など)をあわせて比べると、納得して選びやすくなります。

始める前に気をつけたいこと

  • 最初から完璧を目指さない:仕事や家庭の予定で休む回があっても大丈夫です。休んだときの戻り方を決めておきましょう。
  • 一度に多くを始めない:複数の習い事を同時に始めると、どれも中途半端になりがちです。まずは一つから。
  • 合わなければ変えていい:講師や講座の雰囲気が合わないと感じたら、形式や講座を変えることは失敗ではありません。

オンライン講座の続け方は、オンライン講座が続かない理由と、続けるための5つの工夫でも紹介しています。

まとめ

  1. 何のために学ぶのかを一言で書く
  2. 目的に合う分野を選ぶ
  3. オンラインか、対面か、両対応かを決める
  4. 単発・回数制・継続型から、講座の長さを選ぶ
  5. 人数と、1回の中身を確認する
  6. 料金を同じ単位にそろえて比べる

迷ったら、まずは1回で完結する講座から。気になる分野を、気軽に試してみてください。

よくある質問

何歳からでも習い事は始められますか?

始められます。大人の習い事は、仕事や家庭での経験があるぶん、目的がはっきりしていたり、学んだことをすぐ生活に生かせたりする良さがあります。年齢よりも、今の生活の中で無理なく続けられるかどうかを基準に選ぶのがおすすめです。

やりたいことが決まっていなくても大丈夫ですか?

大丈夫です。気になる分野の単発講座をいくつか受けてみて、楽しかったものや、もっと知りたくなったものを続けるという始め方もあります。最初から一つに絞らなくてもかまいません。

習い事にかける費用は、どのくらいが目安ですか?

分野や形式、講座の長さによって大きく違うため、一律の目安はありません。1回あたり・コース総額・月額のどれで表示されているかをそろえて比べ、続けた場合の総額が自分の予算に合うかで判断するのがおすすめです。

この記事を書いた人

naraotto 編集部

大人が少人数で学ぶためのサービス naraotto の編集部です。学び方・講座の選び方について、公開されている情報と講座づくりの検討を通じて得た知見をもとに、偏りのない情報をお届けします。分野の専門性が必要な記事は、今後、講師や専門家の監修のもとで公開します。

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