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回数制コースのカリキュラムの作り方:全4回・全6回の少人数講座の組み立て例

単発講座で手応えをつかんだら、回数制のコースへ。ゴールの決め方、回ごとのテーマの並べ方、宿題と振り返り、欠席した人のフォローまで、全4回・全6回の少人数講座を例にカリキュラムの作り方を紹介します。

文naraotto 編集部公開 約2分

単発講座で手応えをつかんだら、次は回数制のコースを考えてみましょう。

回数制のコースは、受講者にとっては「ここまでできるようになる」という見通しが立ち、講師にとっては数回分の参加人数が先に決まるので、準備や収入の見通しを立てやすくなります。

ゴールを「最終回にできること」で決める

カリキュラムづくりは、最終回に受講者が何をできるようになっているかを決めるところから始めます。

分野の例コースのゴールの例
文章2,000字のエッセイを1本書き上げ、読み合う
話し方3分のスピーチを、全員の前で発表する
写真テーマを決めた5枚の組写真をつくる
IT・AI自分の業務の作業を1つ、AIで効率化する

ゴールが決まれば、そこに必要なことを分解して、回ごとに並べていきます。

全4回の組み立て例

回テーマ内容
第1回基本をそろえる自己紹介、ゴールの共有、基本の説明と練習
第2回型を身につけるよく使う型・手順を練習し、宿題を出す
第3回自分の題材で試す宿題の講評、自分のテーマで取り組む
第4回仕上げと発表仕上げ、発表、講評、これからの練習方法

全6回なら、第3回〜第5回を「自分の題材で試す → 講評 → 直す」の繰り返しにすると、一人ひとりの上達を見ながら進められます。

少人数のコースだからできること

  • 回をまたいで成長を見られる:前回の講評を覚えていて、変化を伝えられる
  • 受講者どうしが仲間になる:同じメンバーで通うので、発表や講評がしやすくなる
  • 宿題を全員分見られる:人数が少ないので、提出物に一人ずつ目を通せる

回数制のコースは、受講者にとっても「同じ仲間と最後までやりきる」という楽しさがあります。受講者から見た回数制と継続型の違いは、回数制コースと月謝制、続けやすいのはどっち?でも紹介しています。

宿題と振り返りの設計

  • 宿題は次の回の講評に使うものにする(やる意味が分かると続けやすい)
  • 量は少なめに。忙しい大人が、1週間で無理なくできる量を目安に
  • 各回の最初の5分で、前回の振り返りをする

欠席した人のフォロー

大人の受講者は、仕事や家庭の事情で休むこともあります。

  • 各回の要点をまとめた資料を、全員に配る
  • 欠席した回の宿題は、次の回で見られるようにする
  • オンラインなら、録画を共有するかを事前に決めておく(録画する場合は全員の了承を得る)

料金は「コース総額」で示し、1回あたりも添える

回数制のコースは、コース総額で料金を示すのが一般的です。受講者は1回あたりに直して比べることが多いので、「1回あたり約○円」と添えると比べやすくなります。料金の考え方は少人数講座の料金の決め方で紹介しています。

まとめ

  • ゴールは「最終回にできること」で決め、回ごとに分解する
  • 全4回なら「基本 → 型 → 自分の題材 → 仕上げと発表」
  • 回をまたいで成長を見られ、仲間ができるのが少人数のコースの良さ
  • 宿題は次の回に使うものにし、欠席した人のフォローも用意する

よくある質問

全何回にするのがよいですか?

ゴールに必要な回数から決めます。はじめてのコースなら、全4回〜全6回ほどだと、受講者も申し込みやすく、講師も見通しを立てやすくなります。

途中から参加したい人は受け入れてもいいですか?

回ごとの内容が積み重なるコースでは、途中参加は難しいことが多いです。受け入れる場合は、それまでの内容をまとめた資料を用意するなど、ほかの受講者の進み方に影響しない形にしましょう。

この記事を書いた人

naraotto 編集部

大人が少人数で学ぶためのサービス naraotto の編集部です。学び方・講座の選び方について、公開されている情報と講座づくりの検討を通じて得た知見をもとに、偏りのない情報をお届けします。分野の専門性が必要な記事は、今後、講師や専門家の監修のもとで公開します。

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